アクティブシニアのシェア暮らし
2022年02月23日
私たちの想い
世間ではシニア世代を
「高齢者難民」「高齢者破産」「高齢孤独死」などという言葉でニュースで取り上げますが、本当にそうでしょうか?
少子化で若者や労働人口が減っています。
一方シニア世代は人口も多く、経験も豊富。
様々な人脈があり、今までの経験も豊富、そして温和で人当たりもいい。
つまり、
最も必要世代なのでは?
と感じています。
長い間働き、国のお世話になってる方々も、
若者や地域に隠れて生活するのではなく、
“もっと堂々と生活しても良い”
と思っております。
年を重ねるたびに、様々なことが億劫になり、人と会話することが減少し、
なぜか卑屈になってしまう。
定年したが、住んでいる町に友達がいなかった。
家族とも離れ、生活にハリがなくなった。
このような生活をされている方が多いのではないかと考えています。
そうしたシニア世代に我々は新しい生活環境を提供します。
シェアハウスという提案
私は2007年より20~30代向けのシェアハウスを運営してきました。
2008年に20代に対して
「シェアハウスという住み方を知ってますか?」
と調査したところ、
沖縄では聞いたことある程度で、関東ではほとんど認識されていない現状でした。
また、「シェアハウスに住んでみたいか?」という質問をすると
「別に今の現状に不満はない、他人と一緒は嫌、プライベートがなくなる」
など、ほとんど興味を示さない回答でした。
当時のシェアハウスは「ゲストハウス」と呼ばれ、
海外旅行者の一時帰国場所や旅行者もしくは会社員が多い状況でした。
当時は漫画喫茶やインターネットカフェに住む「ネットカフェ難民」が社会的に問題になっていました。
そんな渦中、シェアハウスは
「漫画喫茶に住む若者たちがようやく家に住むことが出来た」
という取材の取り上げられ方でした。
そして、
2008年に「ラストフレンズ」というドラマで「シェアハウス」という言葉が連呼されると、不動産業界が騒然となりました。
(この番組の担当者にシェアハウスの現状をお伝えするために運営していたシェアハウスを案内しました。)
その後、
2011年、東日本大震災が起こる。
外国人が一斉に母国に避難し、シェアハウス業界も大変でした。
騒然としてる中、物件の状況を見に行くと入居者みんながラウンジに集まり、テレビで状況を確認している。
ガスも電気も止まってる場所でロウソクを灯して簡易コンロで鍋パーティーが始まってました。
「皆がいてくれて安心だった。」
「ショックだったけど、みんなでご飯が食べれてほっとした。」
「大変な道のりで家に帰ったらみんなが心配してくれていた。」
≪ 家に帰ったら誰かがいる。 ≫
皆がいると安心だという気持ちが芽生え、アパートを退去し、シェアハウスの住み方を選択する方々が増え始めました。
2011年11月になると映画「シェアハウス」が公開されます。
このころはまだ、多世代での住み方が理解されてい無い状況です。
2012年からは「テラスハウス」という長期にわたる番組が放送され、
2013年に「シェアハウスの恋人」というドラマが放送されました。
そしてシェアハウスは20代30代のライフスタイルに溶け込むことになったのです。
さて、
冒頭でもお伝えしたように、高齢者が社会のお荷物のような報道が多い現状です。
この感じは2008年ころの漫画喫茶に住む
若い世代の扱いと似ていませんか?
この数年で変化した“シェアする”というライフスタイルは、
シニア世代にも当てはまると考えます。
我々はこの5年でアクティブシニアハウスを急成長させようと思っております。
今ならあなたが新しいシニアのライフスタイルを実践する第一人者になりえるのです。
僕はこんなことを感じて、このビジネスモデルを始めることにしました。
「退職して一人暮らししていたら、一体何して楽しめばいいんだろうか」と。
「あのころやれなかったことを残りの人生でトライしたい!」
「もう一度友達を作りたい!」
「勉強や研究、趣味もしたい!」
「このまま閉塞的、もしくは家や家庭に閉じこもってたら、ボケるかひきこもるか文句垂れるかになってしまう!」
「恋だってしたい!」
「若いやつらに負けたくないけど若いやつらとも遊びたい。」
やりたいことが出来なかった人生で終わりたくない。
家庭がつまらなくなったり、
嫁が無視したり怒ってばかりだったり、
自分がダラダラしてしまったり、
毎日がつまらなかったり、
身寄りがいなかったり、
誰かに迷惑をかけそうだったり、
一人で泣いてしまったり、
テレビに話しかけるようになったら、
「シェアして暮らそう」
これからのサンクチュアリにぜひ期待してください。
独りじゃない一人暮らしを応援していきます。