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シニアが喜ぶサウナがある介護

2019年04月10日

フィンランド介護事情!高齢者の健康のためにサウナを活用

私は最近、サウナっていいなと思うようになりました。
それは松尾大(ととのえ親方)からサウナの入り方を享受いただいたからです。

サウナはどこからやってきたのか

まず、日本のサウナはどうやって入ってきたのでしょうか。
1964年、東京オリンピックが開催されました。
選手村にはたくさんの国から多文化が入ってきます。
その選手村にフィンランドのチームがサウナを持ち込んだのです。

大会が終わった後はサウナをそのままに帰国しました。
残ったのは木の小屋と部屋の真ん中には焼かれた石。

建物の管理会社は「なんだこりゃ?」と思い問い合わせしたところ
これは「サウナ」
であることを知らされたのです。
風呂好きの日本人は「面白い!」ということで早速銭湯や温泉などに導入しましたが、
実はここが大きな間違いなのです。

焼いた石を部屋に入れ、熱々の部屋のまま、我慢大会のように汗をかく方法をとってしまったのです。
耐えることを美とする日本人ぽいですね。
その温度は熱ければ熱いほど、そしてサウナに長く入っていたほど英雄扱いするもの。
現在でもそのような入り方が先行しています。

が、

これは大きな間違いなんです。

本来フィンランドのサウナは60度から80度
低目の温度からじわじわ温めるものなのです。
岩盤浴などがこの方法ですね。

サウナの入り方


まず、60度~65度程度の部屋に入り、体を温めます。
小屋の雰囲気やうっすら香る木の香りを楽しみましょう。

3-5分ほど体を温めたら小屋の中に水を「ぶわーっ」とかけます。
こうすると一気に香りが染み出します。
木製建物から染み出るマイナスイオンや木の香りが癒し効果となります。


次に焼けた石に水を「ぶわーっ!」とかけることで、一気に湿度が上がり、発汗します。
この時の室内温度はまだ65度~70度ほどです。
湿度が上がることで体感温度もあがります。
ハワイの気温35度の過ごしやすさと日本の気温35度の蒸し暑さの違いと同じです。


さらに、熱い温度は上にたまります。
その溜まった熱を全体にいきわたるよう、タオルでかき回します。
一気に温度が上昇し、80度程度になります。
これを「ロウリュ」と呼びます。

すると最高に温度が高くなり、それが心地よくなってきます。
10分程度入ったら十分です。

出た後は、シャワーか水風呂へドボン。
水に入水するとき、水温は16.5度だそうです。
キンキンの水ではなく程よい温度。
これであれば体の負担も少ないですね。

こうすることで体の芯から温まり、代謝が良くなります。
できることなら①②③毎シャワーもしくは入水し、1回を10分程度は楽しみたいですね。

サウナは浴槽に浸かるよりも心臓への負担が少なく、
比較的長めに入ることが可能です。

水着を着て入れば、異性とも楽しめますね。

大切なことは、利用前と利用後は飲み物を十分飲み、
サウナ終了後はゆっくり体を休めることです。

65度のお風呂に入ったら必ずやけどしますが、サウナなら大丈夫なんですよ?
不思議ですねー。

まとめ

私は「サウナがあるシニアハウス」開業できたら考えています。
大掛かりな設備を必要とせず、利用者の皆さんが楽しめるのではないかなと思案中です。

さあ、皆さんもサウナー「Saunner」になりましょう。

大ちゃんありがとうございます。

 





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